温羅(うら)

百済から吉備の国に渡来した百済の王子といわれ、吉備の冠者、禍叉温羅(かしゃうら)、艮御崎(うしとらみさき)とも呼ばれる。桃太郎伝説では'鬼'とされ、目は爛々と輝き、髪は燃えるように赤い大男で、妖術を使い口から火を吹いて人々を襲って悪事を働いたとされている。総社市の新山に'鬼の城'を築いて吉備津彦命と戦った。 一方では製鉄をはじめ様々な技術文化を伝えた功労者としての面もうかがえる。事実、吉備や出雲では古来、中国山脈の砂鉄を基とした製鉄が盛んであり'備前'日本刀にもみられるこの地の製鉄文化の発展が物語る。

最近では、'おかやまうらじゃまつり'をはじめ、様々な地域イベントや'温羅'という日本酒の銘柄などもでてきて一躍ヒーローになっています。