御田植祭(毎年8月2日、3日斉行)※岡山県指定重要無形民俗文化財

8月2日

● 神事
  午後4時:厄神祭
  いわゆる大祓式にあたる神事で「茅の輪」をくぐり心身を清めます。

  午後9時:本殿祭
  神殿内の祭典。地元小学生の早乙女による田舞奉納。

  午後10時:御斗代祭
  御羽車に稲苗を乗せて風と水の神を祀る「鶴島」と「亀島」に運び、
  神池に設けた2ヶ所の祭場で、同時に暗中おごそかに神事が行なわれます。
  風水害を鎮め、豊作と万民の平穏を祈願します。

● 夏祭り行事
  午後7時30分頃~:おどり大会
  備前一宮音頭、桃太郎音頭で賑わいます。露店多数出店。

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8月3日

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午前10時:本殿祭
神殿内の祭典。地元小学生の早乙女による田舞奉納。

午後4時:御幡献納祭
田歌を歌いながら十数本の御幡の行列が神池を一周するもので御幡の白布は帆船の帆を表現し、先端のうちわと扇は風を表しています。 大麻神職、太鼓獅子、鼻高面、稲苗、鋸鎌鍬、氏子等と長蛇の行列となり最後に御幡先端の扇を随神門前の観衆が奪い取り合います。この扇を田畑に立てると害虫を防ぎ豊作となり、神棚に祭ると繁盛すると伝えられています。

吉備津彦神社の御田植祭は全国的にも遅い時期に行なわれます。室町時代文明年中の「備前一宮御神事之絵巻物」に“うゑめの神事”としてその様子が克明に描かれていますが、稲の病害虫を防ぎ、私たち日本人にとって大切なお米の豊作と五穀豊穣を祈り、自然災害を鎮める為の重要神事として古くから地域総出の祭事として行なわれてきました。

御斗代祭、御幡献納祭といった特殊神事は当神社独自の奇祭で、中世にあっては御斗代神事の際「何人の植ると言うことをしらず。神怪なりとす。」とあり、いつ植えられたのか分からない間に神池に苗が植えられていたそうです。又、御幡神事の行列は、稲作文化が船によって吉備の国に伝来したことを象徴しているという説や、祭神の吉備津彦命が温羅征伐をしたときの水軍をあらわしているとも言われています。

※ 2日の18時~23時は交通規制により、神社周辺に自動車で入ることは出来ません。
  公共の交通機関でお参りください。