吉備津彦神社とは

神道について

神道は天地悠久の大道であって、崇高なる精神を培ひ、太平を開くの基である。神慮を畏み、祖訓をつぎ、いよいよ道の精神を発揮し、人類の福祉を増進するは、使命を達成する所以である。ここにこの綱領をかかげて、向かふところ明らかにし、実践につとめて、以って大道を宣揚することを期する。―「敬神生活の綱領」より―

御祭神・由緒

桃太郎伝説と神楽・備前刀のふるさとの一宮の吉備津彦神社は「吉備の中山」の麓に鎮座する。ご祭神は「桃太郎」のモデルとしても有名な大吉備津彦命。大和朝廷の命により吉備の国を平定したといわれ、吉備の国を治めた屋敷跡にご社殿が建てられたのが当神社の始まりとされている。平安時代より代々の国司に崇敬され、皇室を始め旧岡山藩主池田家のご信仰篤く、境内には輝武命(池田信輝公)と火星輝命(池田輝政公)をお祀りしています。

御祭神

大吉備津彦命
(おおきびつひこのみこと)
大吉備津日子命の御子、稚武吉備津彦命

相 殿

吉備津彦命(きびつひこのみこと) 大吉備津日子命の御子、稚武吉備津彦命
孝霊天皇(こうれいてんのう) 大吉備津日子命の父、第7代天皇
孝元天皇(こうげんてんのう) 大吉備津日子命の兄弟、第8代天皇
開化天皇(かいかてんのう) 孝元天皇の御子、第9代天皇
崇神天皇(すじんてんのう) 開化天皇の御子、第10代天皇
彦刺肩別命(ひこさしかたわけのみこと) 大吉備津日子命の実兄
天足彦國押人命
(あまたるひこくにおしひとのみこと)
大吉備津日子命の親族、第5代孝昭天皇の御子
大倭迹々日百襲比賣命
(おおやまとととひももそひめのみこと)
大吉備津日子命の姉
大倭迹々日稚屋比賣命
(おおやまとととひわかやひめのみこと)
大吉備津日子命の妹
金山彦大神(かなやまひこのおおかみ) 鉱山や金属業の祖神
大山咋大神(おおやまくいのおおかみ) 山の神

朝日の宮

夏至(太陽の力が最も強い日)の日出には太陽が正面鳥居の真正面から昇り神殿の御鏡に入ることから「朝日の宮」とも称されてきました。この事は古代太陽信仰の原点、太陽を神と仰ぎ日本民族と人類の豊穣発展と幸運を祈る神社として吉備津彦神社が創建されたことを象徴しています。

桃太郎伝説

大和朝廷の命により吉備の国を平定した大吉備津彦命と、吉備の国に製鉄文化をもたらした温羅命との戦いが、「桃太郎」の物語として今に伝承されています。平成30年5月に日本遺産“「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやま ~古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語~”の構成文化財に認定されました

武道

大吉備津彦命は武勇の誉高く、武道の神様としても崇敬されています。当神社においても例年 秋季例大祭にて、流鏑馬神事をはじめ武道に関わる諸神事を斎行しています。

卑弥呼

古代邪馬台国の女王、卑弥呼とは大吉備津彦命の姉である大倭迹々日百襲比賣命ともいわれています。

太刀類(岡山県立博物館管理)

【太刀】
銘井上眞改(国重文)
【太刀】
備前國長舩住人横山上野大掾藤原祐定
ご神刀銘「桃太郎祐定」通称“桃祐”
(岡山県重文)
【天国宝剣】
伝天国